「アップルミュージック」とは・・・
Appleが6月から新しく提供するテイラー・スウィフトさんが抗議したことでも話題の定額制音楽配信サービス「アップルミュージック」についてまとめてみました。
定額制音楽配信
従来のiTunesでは1曲1曲(またはアルバム単位)をダウンロードしてその分のお金を払うシステムでしたが、アップルミュージックでは定額制で聴き放題のため、いくら聴いても月額料金以上のお金は発生しません。
音楽をよく聴く人にとってはお金の節約にもなりますし、ストリーミング配信のためダウンロードする手間も省けます。
ストリーミング配信
アップルミュージックではストリーミング配信で音楽を楽しめるようになっています。
ストリーミング配信とは、音楽をダウンロードすることなくネット上で再生できる配信方式になります。
わかりやすく言えば動画のないYouTubeみたいなものです。
ストリーミング配信のメリットとしては、
- ダウンロードする手間が省ける
- ダウンロードする必要がないので端末のデータ容量を気にしなくて済む
- 再生開始までが早い
のようなものが挙げられます。
音質
ストリーミング配信と聞くと音質がそこまでよくないイメージを持つ方も多いかもしれません。
アップルミュージックの音質は「256kbps」で、同種サービスのLINE MUSICなどは「320kbps」に対応しているとのことですが、決して高い値に音質が劣るかというとそうでもありません。
また、イヤホンなどの外部機器にも依存するため一概には言えません。
配信楽曲数
アップルミュージックの配信楽曲数は「3,000万曲以上」と言われています。
LINE MUSICが年内に500万曲以上を掲げていることからその楽曲数の多さがわかります。
ただし、全世界の音楽が配信されるわけなので日本の曲がどの程度占められているかはまだわかりません。
主な特徴
- レコメンド機能
よく聴くジャンルやアーティストのプレイリストを自動編集してくれます。
さらにAppleの音楽専門家によるプレイリストも表示されます。
- Siriと連動
iOSのSiriと連動して「2005年7月のNo.1ソングは?」などと問いかけると楽曲を検索してくれます。
- Beats 1
音楽や音楽文化に特化したネットラジオです。
世界100か国に365日24時間ノンストップで配信される予定らしいのですが、ほとんど英語でしょうし日本人にはあまり馴染めないかもしれません。
- Connect
プロのアーティストが写真やビデオを公開し、それに対してコメントやお気に入り、共有ができるサービスです。
日本のアプリでいう「755」のような感じでしょうか。
価格
2015年6月30日より3カ月間の無料メンバーシップに加入できるそうです。
米国では月額9.99ドル(日本円で約1200円)ですが、日本での価格はまだ未定のようです。
対応デバイス
iPhone、iPad、iPod touch、Mac、Windows PCでご利用ができます。
Apple TV、Androidスマートフォン向けのApple Musicサービスは2015年の秋頃に提供開始の模様です。
サービス開始日
全世界でのサービス開始日は2015年6月30日です。
日本での開始日は未定ですが、全世界と同時かもしくは多少のずれ込みが予想されます。
まとめ
コアなアーティストのファンにとっては定額制音楽配信では「配信すらされていない」状況をよく目にするのですが、アップルミュージックのその楽曲数の多さからは期待せざるを得ません。
J-popなどの大衆音楽が多いのはいいのですが、そんなコアなアーティストを探して見つけた時にはなんとも言えない喜びがありますよね。
そういった意味でも「音楽を愛する人向け」のサービスなのかもしれませんね。
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