ストレージオーバー
iPhoneを使っていて容量不足に悩まされていませんか?
特に何もせず使っているとどうしても無駄なデータが発生し最悪、容量不足に陥ってしまいます。しかし、ちょっとの手間をかけるだけでiPhoneの容量の空きを増やすことができるんです。
そこで今回はiPhoneの容量不足を劇的に解消するための方法をご紹介いたします。
※動作確認環境:iPhone 6(iOS 9.3.1)
アプリ等のデータを消す
説明するまでもないですが、使っていないアプリなどを消していくのが一番空き容量を増やす手っ取り早い方法です。アプリに限らず、写真や音楽、動画などのデータで不要なものはどんどん消していきましょう。
アプリの場合は設定から”どのアプリがiPhoneを圧迫しているか”がすぐにわかるようになっています。
「設定」>「一般」>「ストレージとiCloudの使用状況」>「【ストレージ】ストレージを管理」
から確認することができます。
容量の大きい順に並んでいるので、使っていないアプリは大きいものから消していくとすぐに空けることができます。ゲームのセーブデータはiCloudにセーブできるものもある(要確認)ので、現時点で遊んでいないものは消してしまっても構わないでしょう。
写真の設定を見直す
ゲームもしないしアプリもほとんどダウンロードしない人で容量不足に困っている人は、恐らく写真のデータで埋め尽くされている可能性が高いです。
高画質な写真がスマホでも撮れる時代ですから、写真のデータサイズもその分増えていっています。何千枚、何万枚と写真を記録していけば、あっというまに容量オーバーになってしまうでしょう。
さらに困ったことに、iPhoneの初期設定のままだと余計に写真データの容量がかさむことになります。原因はというと、「マイフォトストリーム」という機能によって容量がさらにかさんでしまうんです。
マイフォトストリーム
iPhoneに保存してある画像データをWiFiを通して他のパソコンやiOSデバイスに共有できる機能
この機能は「カメラロール」に保存してある画像データとは別に、「マイフォトストリーム」用にまったく同じデータが保存されるため容量がかさむという事です。
初期設定ではオンになっているため、使っていないのであれば機能をオフにしておきましょう。
「設定」>「写真とカメラ」から設定を見直すことができます。
不必要ならiCloudの容量を圧迫する可能性がある「iCloudフォトライブラリ」もオフにしておきましょう。
画像データをオンラインストレージへ
上記の写真設定を見直しても「カメラロール」にはまだ写真データが残っています。これをどうにかしないことには劇的にiPhoneの容量の空きを増やすことには繋がりません。
そこで、「カメラロール」に入っている画像データをオンラインストレージへ移してやりましょう。
オンラインストレージ
WEB上にある保存空間のようなもので、「iCloud」や「Googleドライブ」、「Dropbox」などがある
そこで画像データをオンラインストレージへ移すのにとても便利なアプリがあります。それがこの『POOL』です。
なんとこのアプリ、写真を何枚でも保存することができるんです。
多くのオンラインストレージサービスだと無料では保存できる容量が決まっているのですが、この『POOL』を使えば大量に写真を保存してある人にも無料で保存し放題です。
主な使い方に関してはこちらをご覧ください。
このアプリに写真を保存しておけば、「カメラロール」に入っているデータを削除しても大丈夫(バックアップという面では機能しませんが)なので、一気にiPhoneの容量の空きを増やすことに成功するでしょう。
Twitterを疑おう
ブラウザなどのWEBを使うアプリには必ず「キャッシュ」というものが存在します。
キャッシュとは一度見たウェブページの情報を記憶しておいて2回目に閲覧した時に表示速度を速くするためのものです。この機能があることによってWEB閲覧をサクサク快適に行うことができます。
このキャッシュは各アプリ内に溜まっていき、定期的に自動で削除されるか、手動でキャッシュクリアをすることで容量の肥大を抑えます。
しかし、Twitterのアプリにはなぜかキャッシュをクリアする機能が存在しません。
たかがTwitter、されどTwitter。Twitterのキャッシュを放置しておくと数GBまで膨らむことも報告されています。
Twitterのキャッシュをクリアするには一度アンインストールする必要があります。面倒ですね。
もしTwitterの容量があり得ない数値になっていたら再インストールしてみてくださいね。
まとめ
iPhoneの設定など特にいじらず使っている人であるなら、上記の方法でほとんどの人が劇的に容量の空きを増やすことができるでしょう。特に16GB、32GBの低めのデータ容量のiPhoneを使っていれば容量不足なんてあっという間です。
削れるところは削り、代替サービスで上手くやりくりできれば結構空きも増えてくるんですよね。
”容量不足”のアラートが出てきた人はすぐにでも実践してみましょう!
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