これから増える
先日、iOSのバージョン10.3がリリースされました。
iOS10.3ではSpotlight検索の表示が改善されたり、アプリのレビューに評価をつけられるなどの様々な改善点や新機能が搭載されました。正直、普段から使えるような便利な機能はありませんが、これから対応するものが増えていくだろう面白そうな変更点がありました。
それがアプリのアイコン変更です。
iOSのアプリは固定されたアイコンから変更することはできず、そのまま利用する形になっていました。アイコンが変わる時はアプリ開発者がアイコンを変えてリリースする時であり、好きなものに変えることはできません。そんなアプリのアイコン変更がiOS10.3からはできるようになったというわけです。
そこで今回はアプリのアイコンをカスタマイズする一例をご紹介いたします。
※動作確認環境:iPhone 6(iOS 10.3.1)
アプリのアイコン変更一例
まず最初に知っておきたいことがあります。
アプリのアイコンが変更可能になったと言いましたが、決して自由に変更できるわけではなく、アプリ開発者が用意したアイコンの中から変更できるようになったということです。つまりアプリ開発者がそういった機能をつけて複数デザインのアイコンを用意していなければ使えないわけです。いまのところiOS10.3自体がリリースされたばかりなのでまだまだ対応しているアプリが少ないというのが現状です。
それでは、そんなアプリアイコン変更に対応しているアプリで試してみましょう。
今回使うのは『MLB.com At Bat』というアプリです。
ちなみにアプリをダウンロードした時にアイコンはこんな感じです。
アイコンの初期設定ではMLBのロゴがデザインされたアイコンになっています。
アイコンを変更するにはアプリを開きます。
アプリの下部メニューに「More」というボタンがあります。そのページ内にある画面上部「Settings」を押しましょう。
次に「Set Home Screen Icon」を選択します。
あとは一覧から好きなアイコンを選択すればいいだけ!
この『MLB.com At Bat』というアプリではMLBの球団ロゴデザインのアイコンが使えるようになります。ヤンキースでもレッドソックスでも贔屓球団のロゴを使ったアイコンが選べるのでMLBファンには嬉しいの一言!
実際にアイコンが変更されているか確かめてみると…
無事に変更されていました!
まとめ
念願のアイコン変更がこういった形で実現するとは思いませんでした。
あくまでもアプリ開発者が用意するアイコンなのでデザインの良し悪しは見てみないとわかりません。しかしちょっとでも選択できる機会があるだけで嬉しいものですよね。おそらくこれから順次アプリが対応していくことでしょうから、いろんなデザインのアイコンがお目見えすることになると思います。これでたまにアプリレビューで見かける「アイコンがダサい」というクレームも減るのかもしれません。
いろんなデザインのアイコンを使えるように盛り上がって欲しいですね!
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